霊界はどこにあるのか

突然ですが質問です。
霊界ってどこにあると思いますか?

多くの方がきっと、空や雲の上、またはどこかの星、ときには宇宙と答えるのではないでしょうか。

正解は「私たちが今いる地球も空や星、宇宙も霊界」です。
でもこれはあまり正しく表現しているとは言えません。
実は霊界はどこにあるかという質問自体が、少しずれた質問だったのです。

「霊界はどこにあるのか」を理解していただくため、別の質問をしてみようと思います。

あなたはスピリット(霊)を見たことがありますか?

多くの方が「ない」と答えるでしょう。中には「見たことがある」という方もいらっしゃると思いますが、常時は見えないですよね。きっと指で数えられる程度の数だと思います。

ではなぜ、私たちはスピリットを見ることができないのでしょうか。
「霊界が地球以外のところにあるから」と答える方が多いと思います。当然だと思います。

ではなぜ、ミディアム(霊媒師)はスピリットを見ることができるのでしょうか。
「スピリットを見ることができるのがミディアムだから」これでは、答えになっていません。

実はミディアムというのは、感覚器、たとえば視覚(クレアボイアンス)、聴覚(クレアオーディエンス)、共感力(クレアセンチネス)の1つ、または複数の感覚器の波長を私たちの住む現世界の帯域から、別の帯域へと変えることができる能力を持っている人たちなのです。

現世界に生きる私たちは全ての感覚器を現世界の波長に合わせて、山や森、ビルや家屋、人や動物たちを見て、聴いて、認識しているのです。そして物があるとか、ないとか判断しています。
それに対して霊界は、現世界とは別の波長帯域に存在しています。霊界にももちろん、山や森、ビルや家屋があり、人や動物がいます。

少し正しい表現ではないのですが、分かりやすくたとえると、住宅地にたたずむミディアムが、視覚の波長帯域を変えると、目の前にはビル群が広がっているという感じです。

つまり、私たちの住む現世界と霊界は、帯域を別にして同居しているのです。現世界で私たちが認識している地球の構造、たとえば山、谷、平野といったものはあくまでも現世界の波長帯域でのことです。私たちが山と認識している一帯が、波長を変えると荒野だったり、住宅地と判断しているところが、森林だったりします。

そもそも地球という概念が、波長を変えることで別のものになります。
このことは以前のブログに書いた「地球以外に生命体はいるのか」もお読みいただければと思います。

現世界と霊界は波長が異なりますので、現世界の住人はスピリットを見ることができません。同様に霊界の住人(スピリット)は、人を見ることができません。

さて話を元に戻します。

「霊界ってどこにあると思いますか?」という問いに対する最適解は「霊界は、現世界とは別の波長帯域にあります」ということになります。

もう一度話しがしたい大切な方がいらっしゃいますか?
ミディアムシップで、他界した方とお話をすることができます。
詳しくはミディアムシップをご覧ください。



こちらの記事もよく読まれています
地球以外に生命体はいるのか

コメントを残す