幼子(おさなご)の世界

あけまして、おめでとうございます。
今年一年が、みなさまにとって、素敵な一年になりますように。

さて、今年最初のブログは、スピリットがどのような過程を経て、現世界に生まれてくるのか、そのメカニズムについて書きます。

スピリットは霊界から現世界に来るときに、課題や願望といったものが織り込まれた「再生の計画」をたてます。この計画ができたら、次は指導霊を選びます。そして、指導霊の意見も取り入れながら、再生の計画をさらに練りあげます。

納得のいく再生の計画ができあがったら、次にすることは親候補者とパートナー候補者へのお願いです。お互いが了解し、約束をすることができたら、現世界に生まれるための準備が始まります。

さあ、ここからが今日の本題です。

再生の計画を完成し、親やパートナーと約束をしたスピリットは「幼子の世界」と呼ばれる、特別な霊界へと移動します。

幼子の世界は、かなり特殊な霊界です。

まず、幼子の世界には現世界に生まれようとするスピリットと、彼らの世話する天使、そして精霊しかいません。他のスピリットは出入りをすることも、連絡をとることもできません。

幼子の世界に入ったスピリットは、だんだんと若返っていき、ついには幼子になります。
幼子になったスピリットは、現世界にいる母となる人に胎児が宿るのを待ちます。

待ちに待った胎児が宿ると、天使から性別が告げられます。ここが1つ目の関門になります。
再生の計画でたてた性別と一致する場合は、何の問題もありません。
しかし、性別が異なる場合は、その胎児に入るかどうかを考えなくてはいけません。性別よりもその両親の元に生まれることの方が大切と判断した場合は、その胎児の中に入る準備をします。

しかし、性別が重要な場合は、見送りになります。そして、母体に次の胎児が宿るのを待ちます。

次の胎児が希望通りの性別なら、もちろんそれで良いのですが、またもや異なる性別の時は思案が必要です。その胎児にはいるのか、それともまた見送りにするのかを考えなくてはいけません。

ただし、幼子の世界はいつまでもいられるところではありません。滞在期間に限りがあるのです。

この夫婦がもう子供を作らないということがわかった時や期限が来てしまった時は、別の夫婦のもとに生まれるしかありません。なぜなら、幼子の世界に入ったスピリットは、霊界に戻ることができず、霊界→幼子の世界→現世界という一方通行になっているからです。

約束をした夫婦のもとに生まれることができないときは、本来の夫婦になるべく近い条件の別の夫婦を天使から紹介してもらいます。そして、夫婦の顔や生活環境などがしるされた映像をもとに、いくつかの候補にしぼります。そのあと、天使と共に現世界にやってきて、夫婦の様子を見ます。そして、最終的にどの夫婦のもとに生まれるのかを決めます。

ここで重要なことがあります。それは、計画通りの性別でなかったり、約束していた夫婦以外に生まれる場合、少なからず問題が発生してしまうということです。なぜなら、スピリットはすでに幼子になってしまっていますので、思考力も幼子に近くなっていて、再生の計画の立て直しができません。さらに、霊界と連絡がとれませんので、指導霊に相談することもできません。どんなに綿密に立てた計画であっても、矛盾や問題を抱えた状態で生まれることになるのです。

予定通りの夫婦のもとに生まれる場合も、そうでない場合も、胎児がある程度成長してくると、天使と共にスピリットは、胎児の様子を見に現世界にやってきます。そして、順調に生育しているのか、それとも生育に遅れがあるのか、何らかの障がいがあるのかも、このときにわかります。そして、この胎児に入るかどうかの最終的な決断をします。これが第2の関門です。

胎児の中に入ったスピリットは、あとはひたすら、母体の中ですこやかに育つことを願い、この世へと誕生してくることになります。

人がこの世に生まれるには、こんなにもたくさんの準備と段階をへてやってきていることがおわかりいただけだでしょうか。
人生は大切です。思考停止や無気力になることなく、日々を大切に過ごしていただきたいと思います。

自分の人生は「再生の計画」通りなのか、気になりますか?
スピリチュアルカウンセリングで、再生の計画について尋ねてみてはいかがでしょうか。
詳しくはホームページをご覧ください。



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