梅干し

以前、このブログで、お仏壇にお供えしたお花や飲み物、食べ物は霊界にも届くということ書きました。今日はすべてのお供えが霊界に届くのではなく、中には届かないものもあるということについて書きます。

お供えについて、まず最初に理解してほしいことがあります。それは、お供えをしたそのものが霊界に届くのではないということです。

これはどういうことかというと、お供えをしたお花が宅配やワープによって、霊界に届くのではありません。まあ、当たり前のことなのですが。

ではどうやって届くのでしょうか。それは、お供えで構成されていた物質が、霊界にある物質で再構築されて届くのです。

もう少し詳しく説明します。
私たち現世界に住む人たちがお供えするものは、そのすべてが地球から産出されたものです。お花、お茶といった有機物、また、お供えの中には手芸作品や個人が愛用していたマグカップといった無機物もあることでしょう。有機物も無機物もすべてが地球に存在する物質で作られています。

そういったお供えが霊界に現れる時は、霊界に存在する物質で再現されるのです。そのため、完全に同じではなく、印象としてほぼ同じという感じになります。お供えした花には虫食いがあったり、葉にふが入っていたとしても、霊界ではそこまで再現されてはいません。

また、霊界には存在しない物質によって構成されたお供えものは再現ができません。その代表的なものが、写真や手紙、書籍などです。

勘違いをしないでほしいのですが、霊界には写真や手紙、書籍のもとになる紙やインクもあります。しかしこれらにとって大切なのは、何が映っているのか、何が記されているのかです。

お供えする写真は、そこに誰かが映っていて、どんな表情をしているかが大切です。手紙だったら、何が書かれているのかが重要になります。

しかしこういったものはデータです。

データは霊界で再現の方法がありません。そのため、再現をしても意味がないものは、たとえ霊界にある物質で構成されていても、霊界に届くことはありません。つまり、写真や手紙をお供えしても、残念ながら、霊界には届きません。

しかし、がっかりするのにはまだ早いです。データは届きませんが、思いは届きます。

お仏壇に写真を飾る時に、ただ置くのではなく「釣りに行った時の写真よ。あなたと息子が笑顔で釣り上げた魚を見せていますよ」とか、手紙を置く時には「あなたの弟から、こういう内容の手紙が届きましたよ」と言ってから、手紙の内容を読み上げてください。

そうすれば、写真や手紙は届きませんが、あなたが届けたいと思っている思いを霊界に届けることができるのです。

もう一度話しがしたい大切な方がいらっしゃいますか？
ミディアムシップで、他界した方とお話をすることができます。
詳しくはホームページをご覧ください。

こちらの記事もよく読まれています
お供え