スピリット同士って、どうやって会話をしているのか、疑問に思ったことがありますか。
今日は人同士の会話とスピリット同士の会話を比較して、その違いと、どのような差が生じるのかをお伝えします。
まずは、人同士の会話の場合。
たとえばAさんがBさんに何かを伝えるときには、二人の間にある程度の距離が必要になります。
それはなぜかというと、人が会話をするときには音声を使うからです。音声のしくみは、Aさんが口の中にある声帯を震わせることによって、その振動を空気に伝えます。そしてこの空気の振動はやがてBさんの耳に到達します。そして、耳の中にある鼓膜が震えることによって、Bさんは音として理解します。音にはそれぞれ意味があり、BさんはAさんが伝えようとした内容を理解できます。
このように人同士の会話では音声を利用するので、AさとBさんの間には空間がないと会話が成立しません。
もし二人がピッタリとくっついていると空間がないため、骨伝導によって音をキャッチすることになります。すると、モガモガとひびくだけで、何を伝えたいのかわかりません。
では二人の距離はどこまでも離れていても良いのかというと、そういうわけにはいきません。あまりにも距離があると、Aさんが発した音が、周りの雑音に消されしまい、Bさんまで届きません。
これが人同士の会話です。
一方、スピリット同士の会話は事情が異なります。
スピリットには肉体がありませんので、当然ながら声帯がありません。音を発することができないので、会話の手段として音声は使用しません。
では音声ではなく、何を使用しているのでしょうか。それは「意念」です。
具体的な会話の仕方として、Aさんがオーラを伸ばしていって、Bさんのオーラを包み込んだり、AさんとBさんがお互いにオーラを出し合って、中間地点でオーラを接触して会話を行います。
スピリットであるAさんとBさんの二人の距離はどれくらいが適切なのでしょうか。
オーラの包み合いをしますので、二人がピッタリとくっついた状態でもできますし、ある程度離れた状態でも会話ができます。
それだけではありません。オーラはとても長く伸ばすことができるので、AさんとBさんが、お互いが認識できないくらい離れていても、オーラを伸ばしあうことによって、会話ができます。人同士の会話と比べると随分と便利ですね。
スピリット同士の会話にはそれ以上のことがあります。
今からお伝えすることが、人同士の会話と最も異なる点です。
人同士の会話の場合は、AさんはBさんに対して、何を伝えたいかを瞬間的に考え、心の中で文章を作成してから、その内容を音声にしてBさんに伝えます。そのため、Aさんにはある程度以上の文章作成能力が要求されます。
そのため、「会話がうまい」「会話がへた」ということがおきます。
それに対してスピリット同士の会話は「意念」を使用して行われます。「意念」とは「心の中で思っていること」ですので、文章を作る必要がありません。その結果、「会話がうまい」「会話がへた」という差が生まれません。全員が同じ会話能力なのです。
また、心の中で思っていることが相手に伝わりますので、「Bさんにはここまでは伝えて、これ以上は伝えないでおこう」という区分けができません。そして、Aさんが知っていることとは異なる情報・うそをBさんに伝えることもできません。
霊界で会話をするということは、自分の思っていることを丸裸にして、全てを伝えるということでもあるのです。
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