毎晩のように、夢を見ますが、そのほとんどは起きるとすぐに忘れてしまうのではないでしょうか。しかし中には、起きてしばらく経っても覚えている印象的な夢もあります。今日はそういった夢が何を意味しているのか、ひもとくヒントをお伝えします。
夢には辻褄(つじつま)が合わない、何を意味しているのかが分からない、というものが多くあります。実はこれ、脳が仲介することによって起きる現象なのです。
ある刺激、たとえば指導霊やスピリットからのメッセージ、予感、生きている人からの念といったものを脳がいったん受け取ります。そして、脳自身が脳に理解できる内容に自動変換してまうのです。これが、辻褄のあわなさや不自然さの原因であり、メッセージや情報が分かりにくくなる理由なのです。
ではいくつか例をあげてみましょう。
「繰り返し見る夢」
何度も見たことがある同じ内容の夢。これは過去生での体験を見ている可能性があります。
しかし、細部に着目しますと、町並みや人々が着ている服装が現代的だったりします。過去生の体験であるならば、相応の古さを感じるはずです。しかし、こういった不自然さこそが、脳が変換した結果なのです。
では過去生を夢で見ることに何か特別な意味があるかというと、あまり意味がないことの方が多いです。日常の一部を切り取ったような、特別なことが起きない夢であれば、単純にアカシックレコード(記憶の倉庫)から、再現されたに過ぎません。
ただし、重大な出来事が起こったり、強い感情を伴うような場合ですと、話は別です。過去生での出来事が、現在の行動を縛っていたり、感情をコントロールしていることがあります。つまり、生を超えたトラウマといってもいいでしょう。
「不吉なことを暗示する夢」
夢の中で嫌なことが起こるのではなく、不吉なことが起きそうだと暗示するもの、たとえば、不穏な言葉、悪意を持った人々の視線といったようなものは、これから嫌なことが起こるという警告かというと、そうではないことの方が多いです。
ではどういった時にこの種の夢を見るかというと、倫理・道徳に反することや自分の中にある正義に反していることをしたり、考えているといった時によく見ます。
「こんなことをしていてはいけない」という気持ちが、良くない将来が起きるのでは?という不安を見せているのでしょう。
「聞こえない夢」
誰かが必死に自分に向かって話しているが、声が聞こえない。そもそも、それが誰なのかがわからない、といった夢です。
こういった夢の場合、指導霊やスピリットが何かを伝えようとしているのではなく、あなたが周囲の人と意思疎通がとれていない時によく見る夢です。
自分には意志の疎通がとれていないという自覚はありませんが、相手から「ああ、分かってもらえてないなあ」という思いが繰り返されると、念が積み重なり、このような夢を見ることがあります。
夢を解釈するのは難しく、とても一筋縄ではいきませんが、見た夢を額面通りに受け取るのではなく、今の自分のあり方と照らし合わせると、理解できることが多くあります。
よくない夢を見た時は、自分の生き方に霊的真理や愛から離れているのではと考え、軌道修正をするきっかけにしていただくと良いでしょう。
「この夢にはきっと意味があるはず」
そう思った時は、スピリチュアルカウンセリングで、指導霊に尋ねてみてはいかがでしょうか。
詳しくはホームページをご覧ください。
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