地球以外に再生することはあるのか

前回のブログ「地球以外に生命体はいるのか」からの連載記事です。まだお読みになっていないようでしたら、リンクをつけましたので、よろしかったらお読みください。

前回のブログで、地球に生まれることを自分で決めてきたと書きました。ところで、地球での再生を繰り返してきた魂が、地球以外の惑星に生まれることってあるのでしょうか。

結論を先に言いますと「あります」。でも、とてもまれなことです。
でははなぜ、他の惑星への再生がまれなのかを書きます。

人はもともと霊界で魂として生まれます。地球人や他の惑星人がスタートではありません。
生まれたばかりの魂は、霊界での生活を続けていくうちに小さな問題を起こし、それが積み重なり、少しずつ霊的真理から離れていきます。わかりやすくいうと、魂に悪癖が着きだすのです。

身につけてしまった悪癖はもちろん、霊界で落とすことができます。しかし霊界は似たもの同士が集まる世界です。なかなか自分の異常性に気づくことができません。さらに、軌道修正もゆっくりしています。

そこで一気に悪癖を落として、きれいな魂の状態に戻そうとする試みが、地球(惑星)への誕生なのです。

しかし、地球(惑星)には魂を浄化させるためのワナが潜んでいます(「地球以外に生命体はいるのか」を参照してください)。そのワナを見破り、霊的真理に基づいた生き方ができれば、悪癖を一気に落とすことができるのですが、大抵はそう、うまくはいきません。悪癖を落とすどころか、ワナにはまって、さらなる悪癖を身につけてしまうことが多いのです。

地球で身につけてしまった悪癖は、地球でのみ解消することができます。

なぜなら、霊界は地球と同じ環境ではありませんので、その悪癖が発生する状況が起きないからです。たとえば、地球で散々やってきた物欲は、霊界では発生しません。なぜかというと、霊界では必要なものが必要なだけ、多過ぎず足らな過ぎず与えられるからです。つまり、霊界では物欲が起こり得ないのです。

地球での魂の浄化が失敗に終わってしまった魂は、霊界に戻った後、再び地球への再生を試みます。そしてまた、不本意な結果に終わって、霊界にもどり、また再生を試みる。この繰り返しが「輪廻転生」の正体なのです。

では、地球(惑星)での再生を繰り返すうちに、全ての悪癖を取り除き、きれいな魂の状態になったら、次はどうするのでしょうか。

それは、さらなる魂の進歩向上を目指して、霊界で努力を続けることになります。
地球での目的を全て達成した魂は、次回は別の惑星に誕生するということはしません。

それでは当初の質問にもどります。「地球以外に再生することはあるのか」にもっとわかりやすく答えると、「あります。でも、宝くじの1等に当たるくらいまれなことです。」

では、その極めてまれな他の惑星への再生は、どのようなときに起こるのでしょうか。

状況は様々ですが、一番よくあるのは、地球で大きな問題を起こしてしまい、すべての人間関係を崩壊させてしまったときです。

魂が地球に再生する時には、親が必要です。現代の医療技術をもってしても、親なしで生まれることはできません。そのため、霊界にいるうちに親になってくれる魂を探す必要があります。しかし、人間関係を崩壊させてしまっていますので、あらゆる縁やつてを使っても、親になることを承諾してくれる魂を見つけることができなくなってしまうことがあります。

そういったときは仕方がないので、地球以外の惑星に生まれるしかありません。これが、地球以外に再生する主たる理由です。
このことは、他の惑星から、地球に生まれる魂にも同じことがいえます。

「自分の魂はどれくらい浄化できているのだろうか」
そう疑問を感じたときは、スピリチュアルカウンセリングでご自身の指導霊に尋ねてみてはいかがでしょうか。

詳しくはホームページをご覧ください。



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