近ごろ、大規模災害が起きるといううわさがネットで、まことしやかに流れています。
ことの真相は別として、災害を予知して、地球に生まれてくるのをやめてしまうスピリットっているのでしょうか。
結論を先に述べますと、地球への再生をやめてしまうスピリットは確かにいます。しかし、スピリットのおかれている立場や状況によっては、全員がそうできるわけではないし、あえてしない場合もあります。
では詳しく説明しましょう。
霊界は大地震や津波のような地球的災害、戦争や紛争など人的災害を因果率にもとづいて予測することができます。
そういった予測が成立した場合、この時代、この地域に生まれてしまうと、自分自身の霊的成長や課題を達成することができなくなってしまう、いやむしろ、問題が生じてしまうと判断するスピリットがいます。そういったスピリットの場合は、事態が収束するまで待つか、別の地域に生まれるという選択をします。
しかしスピリットが地球に生まれようとして幼子の世界にいる場合は、地球に生まれるのをやめようとか、先送りにしようという選択をすることはできません。なぜなら、幼子の世界は一方通行であり、いったん幼子の世界に入ったスピリットは霊界に戻ることができないからです。そして、必ず地球に生まれなくてはいけません。
また、地球的災害や人的災害を必ずしも否定的にとらえているスピリットばかりではありません。
非常事態というのは、人の感情を極端にし、曖昧さのない白黒はっきりした世界にします。そのため、自分の霊的成長にとって、むしろ好都合と判断するスピリットもいるのです。それを証拠にテロが頻発している地域、長く紛争が続いている地域にも子供たちは毎日生まれています。
地球的災害や人的災害は地球にいる人にとっては、悪しきもの避けるべきものではありますが、霊界にいるスピリットにとっては必ずしもそうではありません。
災害を避けたいと思い、それができるスピリットは地球に生まれるのをやめ、嫌だと思いつつも生まれざるを得ないスピリットは生まれるしかありません。そして、災害をむしろ好機ととらえて生まれてくるスピリットもいるのです。
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