向き合うべき親がいない

向き合うべき親がいない | カレスティア

ノウゼンカズラ

以前のブログで、計画していた両親とは違うところに生まれて来た子が、やがて成長し、親元を離れて、気がつくとすっかり親のことを忘れている。そして「自分は冷たい人間なのではないか」と悩んでしまうというケースについて書きました。

今回は、計画とは違う両親のもとに生まれたことによって、人生の目的に影響が出てしまう場合について書きます。

まずは、このブログにまだあまり馴染みがない方のために、ごく簡単に再生の計画について説明します。

人は何度も再生を繰り返しています。
そして、むやみに生まれ変わっているのではなく、それぞれに目的や願望を持って生まれてきています。
さらに、目的や願望が達成することができるよう、時代や国、地域をどこにするか、そして、誰を両親にするのか、性別をどちらにするのを決めます。
これらの計画が決まったら、大人の魂から、幼子の魂へ移行して、現世界に生まれる準備をします。

では、ここから本編です。

再生したいスピリットは、お母さんとなる人のお腹の中に赤ちゃんができるのをじっと待ちます。そして、期待通りにお母さんのお腹に赤ちゃんができれば、胎児の中へと入っていきます。

しかし、待っていても赤ちゃんができない場合もあります。

そういったとき、スピリットはこの夫婦に子供ができるのをいつまでも長々と待つことはできません。なぜかというと、すでに幼子の魂になってしまっているので、再生しなくてはいけないからです。

計画とは違う両親のもとに生まれざるを得なくても、人生の目的が果たせるよう、なるべく条件が揃った両親を選びます。

しかし、人生の主たる目的が親との和解であったり、この親でなくてはならない、という場合は問題が発生しがちです。

たとえば、現世界に生を受けて、幼少時代も大人になっても「○○をしたい」という目標も、「○○をしなくちゃ」という使命感も感じられず、日々がなんとなく過ぎ、「自分はいったい何をしたいのだろう?」と悩んでしまうことが起こりうるからです。

そういった場合は思い切って、興味を持てたことはなんでもやってみるというのもひとつの手です。そして、親も含めて、出会う人たちと真摯に接していくのです。

向き合うべき親がいるということは、見方を変えれば生まれた時からハードルがあるということ。しかし、そのハードルがないのですから、束縛なくあらゆることに挑戦できるという意味でもあります。

やりたいことをやれる自由さを手に入れ、愛を基準に生きていけるかを腕試しをしてみる。そう考えると、実に魅力的で意味のある人生に変わるのではないでしょうか。

「本当にこの親は、自分で選んだ親なの?」
そう思ってしまうのなら、スピリチュアルカウンセリングで、ご自身の指導霊に尋ねてみてはいかがでしょうか。

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